アカウントを乗っ取るウイルスの危険性 -大阪市SEO対策サポート
2013年06月24日 09:49
アカウントを乗っ取るウイルスの存在をご存知ですか?
通常のウイルスと異なり、アカウントを乗っ取るウイルスの厄介な点は
“自分と繋がっている他の人々にも被害を拡大させる危険性がある”ということです。
このようなウイルスを“フィッシングウイルス”と言います。
▼フィッシングウイルスの例
例として、最近こんな話を聞きました。
ある日Aさんのもとに突然のBさんからTwitterでダイレクトメッセージが届きました
「この人、そこまで仲良くないけどな、、、、まあいいか。」
そう思ったAさんは深く考えずにそのメッセージに添付されていたURLをクリックしてしまいました。
リンク先へ飛ぶと、さらにユーザー名とパスワードを入力するように要求されます。
「まあ、知り合いからのメッセージだから」油断したAさんはここでも個人情報を入力しますが、
入力しても画面上には何の変化も起きません。
「フィッシングサイトに足を踏み入れてしまった!」Aさんはここでようやく気がつきました。
パスワードなどの個人情報はすでに盗まれてしまったようですが、早く気がつくことができた為、
パスワードを即座に変更することでその後の被害を防げたようです。
その後アカウントを乗っ取られていた同僚のBさんに連絡をすると、
Bさんはその話を聞いて自分のアカウントが乗っ取られていたことに初めて気がついたということでした。
▼フィッシングウイルスの気をつけたい点(1)
上記の例でわかるとおり、アカウントを乗っ取るウイルスの最も危険なポイントは、
“乗っ取ったアカウントが利用され、周りの人々にもウイルスが伝染してしまうこと”です。
従来のウイルスはクレジットカードの情報を読み取るなどの「当人に対する攻撃」が一般的でしたが
、最近のものはTwitterやFacebookのアカウントを乗っ取り、
当人がSNSで繋がっている知り合いにまで被害を拡大させることが多くあります。
特に上の例ですと、同僚のBさんはAさんに伝えられるまでウイルス感染に気がつかなかったようですので、
あのまま知らされなかった場合は別の知人へのさらなる被害拡大も予想できますよね。
▼フィッシングウイルスの気をつけたい点(2)
更にフィッシングウイルスに関して気をつけたい点は、
アカウントから貴重な個人情報が抜き取られる危険性があるということです。
“Twitterくらいなら大した被害にはならないのでは?
”と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
仮にそのアカウントをEメールやネットショッピングでの
ログインパスワードなどにも使用している場合どうなるでしょう?
それらのアカウントを勝手に使用されてしまうなんてこともありえます。
~フィッシングウイルスの対抗するために~
そんなフィッシングウイルスに対抗するため、アメリカのMicrosoftではログイン時に2段階の認証方式を行う
システムを導入しています。2段階の認証方式とは、通常のユーザー名とパスワードの入力に加えて、
“SMSを利用して送られる6桁の番号を入力する”という更なる段階を施行するシステムのことです。
日本でもGmailアカウントなどでは、すでに始まっているシステムですね。
私たちユーザー自身もこのようなウイルスに感染しないように細心の注意を払うべきでしょう。
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