マイナンバー制のメリット・デメリット 大阪SEO対策サポート
2013年06月06日 10:41
日本マイクロソフトが、2013年5月30日に「行政と医療の未来を切り拓く」という
テーマでフォーラムを開催しました。
▼マイナンバー制とは
フォーラムでもとりあげられた「マイナンバー制」ですが、
よく聞くけど、どういうものかわからない”方もいらっしゃるかと思います、
ざっくり言うと国民と企業に割り当てられる番号のことです。欧米ではすでに実施されており、
日本も導入に向かっていますが、マイナンバー制のことを知っている国民は全体の10%程度といわれています。
▼マイナンバー制のメリット・デメリット
マイナンバー制を実施することによるメリットは以下の点です。
・年金や保険料、所得税をいくら払ったか把握できる
・運転免許証やパスポートなどの証明書を同じ番号で発行することができ、
これ1枚でそれらの証明書として使える
・転居の住所や結婚後に名字が変わっても引き続き使うことができる
つまり、マイナンバー制が導入されれば、さまざまな証明書発行の手続きが楽になる!ということです。
しかし、忘れてはいけないデメリットもありまして
・所得や病歴などの個人情報が漏洩する可能性もある
・制度を導入することでの経済効果があまり期待できない
個人情報を統合させると紛失した時のリスクも高くなるわけです。
▼マイナンバー制の論点
以上のとおり、マイナンバー制は公共手続きのムダを省きますが、
紛失のときのリスクが高い得票があります。またもう1つ注目したいポイントとして、「導入費用が高い」という点があります。
マイナンバー制を導入させるには、金融機関・医療機関・その他行政との連携が不可欠ですが、
それらのコンピュータシステムの構築とメンテナンスに1兆円規模の額が必要になる見通しなのです。
それだけの額となると、もっと国全体、そして国民全体で議論されるべき議題ということになってくるでしょう。