Microsoftの新しいウイルス対策 -大阪SEO対策サポート
2013年06月09日 19:02
Microsoftが2013年5月28日に、クラウドプラットフォームの
Windows Azureを活用して、ボットネット対策
「Cyber Threat intelligence Program(C-TIP)」をスタートさせると発表しました。
セキュリティにクラウド機能を搭載するとどんなメリットがあるのでしょう?
▼ボットネットとは
ボットネットとは、ウイルスをつかって多くのパソコンやサーバを乗っ取り、
外部からの遠隔操作で他者へのウイルス攻撃に加担させるネットワークのことです。
“トロイの木馬”などが有名なボットネットですね。
Microsoftがこれまで提供していたウイルス対策、MARS(Microsoft Active Response for Security)では、
最新の状態に保たれていないコンピュータやウイルス対策を十分に行っていない
ユーザーをカバーしきれないという問題点がありました。
あなたの周りにも、「Hotmailのアカウントを乗っ取られた」なんて方がいるのではないでしょうか。
▼クラウド機能のメリット
新しいセキュリティC-TIPは、以上のようなサイバー犯罪の脅威からユーザーをより強固に守ることができます。
くわえてクラウド機能を活かし、各国のプロバイダ業者やウイルス対策の非営利団体(CERT)との間で
ボットネット型のウイルスの感染を防ぐために情報の共有を30秒ごと行うなどの対策が可能になりました。
最新のウイルス情報をすぐに共有できるのがクラウドのメリットですね。
さて、その「Cyber Threat Intelligence Program(C-TIP)」の効果やいかに?今後に注目ですね。