ネット選挙の先進国 大阪SEO対策サポート
2013年06月25日 18:51
日本でも話題になっている選挙活動のネット解禁ですが、
すでにこのシステムを活用している国がありますのでご紹介したいと思います。その国はなんとパキスタンです。
▼パキスタンのネット選挙情報
”なんとパキスタンです”というのも失礼な話ですが、少し意外な感覚をもつのが正直なところです。
では、まずパキスタンのネット選挙状況を整理したいと思います。
同国の総人口は1億8000万人、そのうちネットユーザーは2000万人とのことですので、
総人口比で考えますと約40%です。ユーザー比率が多い国とは決して言えません。
またFacebookのユーザーは850万人、Twitterユーザーは100万人ということで、こちらも他国と比較して多いとは言えません。
では、どうしてパキスタンでネット選挙が早くも導入されているのかというと、
第3党のテフリーク・イー・インサフ党がネットを上手く活用して議席を伸ばしているからだそうです。
▼パキスタンで行われている主なネット戦略
ではパキスタンではどのようなネット戦略が行われているのでしょうか?少し上げていきましょう。
・Facebook、Twitterの運用
・それらのSNSページと公式HP、Youtubeページを相互リンク
・動画配信ページの横にチャットを設ける
・”友人を招待”するボタンの設置
戦略を見ていくと、いかにして「ユーザーと立候補者の距離を縮めるか」「ユーザーからさらなるユーザーへとつなげるか」が
焦点となっていることに気がつきます。
特に興味深いコンテンツは「動画配信サイト内で実施されているチャット」ですね。
有権者の生の声をリアルタイムで受け取ることができますし、素早く返答すればかなり親密度が上がるように感じます。
これらのネット戦略は日本の選挙選でもきっと利用されるようになるでしょう。
選挙戦におけるネットの魅力は経費を安く抑えられる点ですので、
導入されることによって日本の政局がどのように変わるのか
とても興味深いです。気になった方は是非一度パキスタンの政党のFacebookを覗いてみてください。
”86万いいね”もついて結構すごいことになっています。(URL:https://www.facebook.com/PTIOfficial )